2023.10.20

NASEF JAPAN「第5回Minecraftカップ」に協力団体として参画

NASEF JAPAN/ナセフ ジャパン(特定非営利活動法人北米教育eスポーツ連盟 日本本部 理事長:松原昭博)は、Minecraft Education(以下、教育版マインクラフト )のコンテストである「第5回Minecraftカップ」に協力団体として参画が決定いたしました。

 

Minecraftカップは小学生~高校生以下の子どもを対象とした作品コンテストで、教育版マインクラフト を用いてテーマに沿った作品を制作するというもの。世界各国の教育現場で活用されている「教育版マインクラフト」を通して、すべてのこどもたちにプログラミング教育やデジタルなものづくりに触れられる機会を届ける本コンテストは、今年で5回目の開催となります。

今回の作品テーマは「誰もが元気に安心して暮らせる持続可能な社会~クリーンエネルギーで済み続けられるまち~」。

 

国内、海外を含む地区ブロックで地区大会予選と本選を実施し、選考された地区の代表が全国大会へと進出。1名以上30名以下を1チームとして編成し、最年長が小学校3年生以下(満9歳以下)で編成されたジュニア部門チーム、最年長が小学校6年生以下(満12歳以下)で編成されミドル部門チーム、最年長が高校生以下(満19歳以下)で編成されたミドル部門チームの3部門に分けられています。審査対象は教育版マインクラフトで制作したワールド作品と、それらに付随する画像や文章、映像、スピーチなどが含まれ、審査基準はワールドの見た目や完成度だけではなく構想力や調査力、計画遂行力、テーマ性など、事前に用意された6つの基準に沿って行なわれ、その内容を競い合います。

 

現時点では地区大会予選が終わり、10月21日(土)からスタートする地区大会本選を控え、全国大会は2月11日(日)にリアルとオンラインのハイブリッド開催を予定しています。子どもたちのアイディアが詰まった素晴らしい作品にご期待ください。

 

Minecraftとは?

全世界で1億人以上が利用する、世界で最も多く利用されているオープンワールド型のゲーム。サバイバル生活や建築などが自由に行なうことができ、どこまでも続く広大なワールドには山、海、森、村、洞窟、溶岩などが存在し、そのすべてが立方体のブロックで形成されている。そしてMinecraft Educationはプログラミング機能が備わっておりプログラミングや情報教育の教材として使える教育向けエディション。

 

Minecraft Education(教育版マインクラフト) とは?

※第5回Minecraftカップ公式サイト内、教育版マインクラフトとは ページから引用

Minecraft Education(教育版マインクラフト)は、ものづくりゲームの一種であるMinecraft (マインクラフト・略称「マイクラ」)を、プログラミング教育・情報教育・協同学習などの教材として使えるようにした教育向けエディションです。

通常のMinecraftには、パソコン版・スマホ版・家庭用ゲーム機版などさまざまな環境に対応したものがあり、子どもたちを中心に「マインクラフト=楽しいゲーム」として認識され、世界中から親しまれています。

Minecraftの世界はすべてブロックで出来ており、ブロックを壊して素材を手に入れ、素材をもとに建物や家具などを作ったり、ブロックの組み合わせでオリジナルの世界を構築し、その世界を冒険したり、創意工夫してプログラミングしながらプレイすることができます。また、他のユーザーが作った世界へ行き、多くのユーザーと一緒にプレイすることも可能で、一般的なゲームのように「ボスを倒す」「ミッションを制覇する」といった明確なルールやゴールはなく、人それぞれの目標を決めることができます。

教育版では「クラスの生徒と指導者」が一つの世界を共有でき、その中でクラスメイトとの共同作業をおこなうことができます。一人勝手な世界を作るのではなく、クラスメイトとどのように協力して世界を作るか、共同作業を通して協調性も身につけながらプログラミング的思考を学ぶことのできる教材です。学校や課外活動の中で、教育版マインクラフトを活用し、授業をおこなっている事例が数多くあります。そのベストプラクティスを共有して、子どもたちのICT教育が発展するようにご協力ください。