インテル株式会社 × NASEF JAPAN ~共に考えるデジタル教育のミライ~

 

インテル株式会社

執行役員 第一営業本部 本部長
兼  クライアントコンピューティング事業統括

井田 晶也 さま

Q.日本の教育に対して課題と感じていることはありますか?

日本の教育でユニークな部分としては、日本の教員の方々というのは実際の授業をカリキュラムとして遂行する分野があるんですね。例えば、食育や課外授業、道徳の時間、あるいは、ホームルームなど、こういった部分を全てカバーしたうえで授業も進めていく。そういったところは国際的にかなり評価されている部分です。

一方で先生方のリソースであったり、負担が非常に大きくなってきているという問題もございます。

結果として、授業の方に関してはどうしても暗記型の授業を推奨する事によって、リソースを配分(調整する)という事を行わざるを得ないような環境もあると聞きます。

 

そういったことが課題だと感じており、それを解決するためには、デジタル化、ICT化、IT化を進めてさまざまな部分を効率化し、学校の先生の負担を軽減させることで、その分もっと質の高い教育現場へと変化が可能になるのではないかと考えております。

Q.こどもたちの成長に必要な事は何だと思いますか?

学業に関しては、一人ひとりの児童・生徒に適した教育を行うべきだと考えておりまして、才能や可能性を引き出す事が、将来的にグローバル人材を育成していくことに繋がると思います。そのためには、いわゆる暗記型で詰込み型の授業を継続して行う事よりも、自分たちが発信できる会話、コミュニケーションなどを活性化させて課題解決型の授業をもっと行なっていく必要があると考えています。

そのためにはICT、デジタルデバイス、そういったものをフル活用していくことが一番早い、近道になるのではないかという風に考えています。

Q. 貴由は何ですか?

弊社では30年前からいわゆるデジタルデバイスやICTをフル活用した教育というものを推進していまして、日本では20年前からICTを活用して事業を行い、公益を図っていくプログラムを進めております。

 

やはりIT、ICTが進んでいく時に、コミュニケーションに関しての技術をまとめることによってIT、ICTの地位をさらに向上していくことが大きい部分ですし、ICTを活用することによって社会貢献、地域の競争力を高めていくことができると考え、我々としては非常に力をいれている部分です。

インテル株式会社

人材育成に関する取り組みはこちらから詳しくご覧いただけます。

https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/education/intel-education.html

Q.NASEF JAPANと取り組んでみたいことはありますか?

弊社では、今年の4月からSTEAM Lab (スティームラボ)という教育プログラムを全国18校の実証研究校に協力いただき、導入し始めたところで、各学校の効果測定を今後やっていく予定です。

教育の場にこういったプログラムを一緒に広めて、より良い教育のためのお手伝いができればと考えております。またeスポーツのイベントなども一緒にできたら面白いと思っています。

Q.NASEF JAPANの活動について、ご意見をお聞かせください。

一番は全国で320校(※)の加盟校をお持ちで、教育現場と繋がっているのがユニークな存在であり、他に類がない存在なのではないかなと思っています。

eスポーツというものを通して、様々な取り組みを行うことで、教員の方だけでなく、生徒たちとも繋がっているというところも魅力だと思います。

※2022年7月段階の加盟校数

Q.子供たちの未来のために、私たち大人がすべきこととは?

もっともっと、個々の想いなど「個を出していく教育」が大切じゃないかと。詰め込むのではなく、個々の強み、弱みを体現すること。

 

これを実現するためのツールとして、あくまでも道具としてITやICTがあると思っています。

またデジタルデバイスを使うようになって、今までより個人のことが分かりやすくなったのではないかと思っていて、

例えば、この子は数学が得意で、足が速いなど、でも、国語は少し苦手というように

正確に一人ひとりの得意、不得意などの分析ができる。そして、その分析結果をどう伸ばしていくかが見やすくなると思います。

 

全員が一律にできる、というのもいいけれど、この人はこれが得意でこれは苦手、という社会でもいいと思うんです。

個の力を伸ばして自分の好きな仕事をした方が絶対に効率がいいと思いますし、よりパフォーマンスが上がると思います。

 

そして、そのような環境づくりにこれからも取り組んでいきたいと思っています。